英語を話す前に「これで合ってる?」と迷ってしまうあなたへ

ルイとアレックスの漫画で、英語の使い分けを学ぶ

「これ、英語でなんて言うんだろう」

知っている単語はある。
でも、口に出そうとすると「この言い方で合っているかな」と迷ってしまう。

考えているうちに会話が先へ進んで、結局うなずくだけ。
あとになって、「あのとき、ひとこと言いたかったな」と思う。

すらすら長く話したいわけではなくても、
自分の気持ちを、自分の言葉で伝えたい。
そんなふうに感じることはありませんか。

覚えたはずなのに、会話になると選べない

単語を調べると、日本語の意味はわかります。
けれど、似た意味の言葉が二つあると、そこで手が止まってしまう。

「貸して」は borrow? lend?
「金曜までに」は by? until?

答えを覚えても、少し場面が変わるとまた迷う。
「もっと覚えなくちゃ」と思うほど、英語を話すことが重く感じられる日もあるかもしれません。

そんなときは、言葉だけを覚える前に、その英語を使う場面を見てみると、違いをつかむ手がかりになります。

「私も、こう言っていたかも」から始まる

たとえば、バスを待ちながら「退屈だなあ」と言いたいとき。

ルイは、アレックスにこう言います。
I’m boring.

ところが、それでは自分のことを「人を退屈させる人」と言う響きに。
今の自分の気持ちを言うなら、I’m bored. です。

二つの単語を見比べるだけでは、ややこしく感じるかもしれません。
でも、待ちくたびれたルイの表情と、聞いたアレックスの反応を見ると、
「そういう違いだったんだ」と、言葉と場面がつながります。

退屈だと言いたいルイが、アレックスとの会話で bored と boring の違いに気づく漫画
本書・第1話より。画像をタップすると大きく表示できます。

次は、自分でも言えるか確かめてみる

友人と映画を見ている場面を想像してみてください。

「この映画は退屈だね」なら、
This movie is boring.

「私は退屈している」なら、
I’m bored.

映画のことを言うのか、自分の気持ちを言うのか。
その違いを思い浮かべながら、一度声に出してみます。

そして、いったん答えを見ずに、もう一度。

この映画は退屈だね。
This movie is ____.

私は退屈している。
I’m ____.

答えは、順に boring、bored。
迷ったら、ルイの場面に戻って確かめれば大丈夫です。

「説明を読めばわかる」から、
「この場面なら、こっちを使う」と自分で選ぶ練習へ。
その一歩を、本の中でも繰り返せるようにしました。

映画を見ている場面で bored と boring を使い分ける解説と穴埋め問題
日本語の解説で整理し、別の場面で使えるか確かめます。

あのとき言えなかったひとことを、次の会話へ

『マンガでわかる!つい言ってしまう間違った英語』では、ルイとアレックスの日常を通して、こうした迷いやすい表現を取り上げています。

誰かに物を借りたいとき。
友人と予定を決めるとき。
旅先で予約について話すとき。

自分にもありそうな場面を読み、日本語の解説で整理し、穴埋め問題で確かめる。
読むだけで終わらず、口に出して試すところまで進められます。

一冊を最初から覚えようとしなくてもかまいません。
1話4ページ、全50話の中から、今の自分が気になる話を一つ選んでみてください。

たとえば、誰かに物を借りる予定があるなら「それ、貸して」の話を。
使う前に一度練習しておくと、実際の会話でも、その場面を思い出す手がかりになります。

言えることが、一つ増えた自分へ

一冊読めば、すべての会話で迷わなくなるわけではありません。

それでも、昨日まであやふやだった表現を、今日は理由をわかって選べる。
前は飲み込んでしまったひとことを、次は口に出してみる。

相手の返事を聞いて、もうひとこと話してみたくなる。

目指したいのは、そんなふうに自分が会話に加われる場面を増やしていくことです。

この本は、初心者の生徒さんの「パッと見て理解できる教材がほしい」という声から生まれました。

英語を学んでいるのに、使うところで止まってしまう。
その間にある「違いがつかめない」「自分で言えるかわからない」を、一話ずつ確かめるための一冊です。

本の中身が気になる方は、こちらで詳細をご覧いただけます。

『マンガでわかる!つい言ってしまう間違った英語』の書籍情報(Amazon)

※1話4ページ・全50話。巻末に復習問題と解説を収録しています。固定レイアウトのKindle電子書籍のため、文字サイズを自由に変更する形式ではありません。